BACOFA Coopのコーヒーの紹介(要約)
【どんなコーヒーか?】
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産地フィリピン国ミンダナオ島南ダバオ州バンサラン町 ミンダナオ島アポ山(標高1,300〜1,600m)
品種:アラビカ種カティモール。
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生産者:BACOFA農協(複数農家)。
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精製法:ナチュラル、風味は甘味・酸味・発酵感・クリアさ。
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評価:フィリピンのコーヒー品評会で毎年多数入賞。
【フィリピンコーヒーの希少性】
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フィリピンの生産量:世界全体の0.25%。
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日本の輸入量に占めるフィリピン産コーヒーの割合:0.002%。
→ 非常に希少なコーヒー。
【BACOFA農協について】
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背景:品質重視でフィリピンコーヒー産業をリードする組織へ。
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取り組み:
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収穫後技術向上
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アグロフォレストリー推進(環境保全)
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組織運営の強化(会議・会計・設備)
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民間や行政と連携
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波及効果:地元に焙煎店やカフェが増加。
【こんな思いで取り組んできました】
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コーヒーは貧困と環境問題の「唯一の解」
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高品質・高価格を目指し、収入向上へつなげる。日本市場での評価が鍵でした。
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山の斜面での野菜環境→コーヒー樹ベースのアグロフォレストリーで土壌保全。
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エンパワメント(自立支援)
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農家が自分たちで判断・実行・学習し成長することを重視。
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飲んだ評価をFBメッセンジャーなどでフィードバックし農家の力に。
【支援としての関わり方】
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「1杯」では支援にならないが、「伴走」は可能
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飲んだ感想をSNSで伝えるだけでもモチベーションに。
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不良豆の指摘も品質向上につながる。
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消費者が生産者に関心を持ち、つながることが支援に。
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https://www.facebook.com/profile.php?id=100080797665689
【メッセージ】
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「フェアトレード」は価格だけでなく、農家が主体的にフェアな状態を勝ち取ることがが重要。(フェアトレード認証料金は高価で、農家に負担。認証費用は先進国へ流れる)
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コーヒーを味わうだけでなく、その背景にある人々・環境・組織にも思いを寄せてほしい。美術鑑賞のように、風味だけでなく、生産者のおかれた社会、生産者の内面まで。
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関わる立場が違いますが、コーヒーを通してともにある生産者を「応援」する気持ちで関わってほしい。
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