フィリピン国から日本へ、コーヒー及びカカオニブ輸出に書類な書類リスト



7/22(水)にコーヒー生豆1,050KG、カカオニブ50KGをフィリピン国ミンダナオ島より日本に輸出しました。作成取得が必要になった書類をまとめておきます。以下7種10枚は輸入元に送付し通関業務に使用されます。先ず電子データを、その後原本を国際宅急便で送ることになります。



書類名(発行者)備考
1.Proforma Invoice (輸出者)税関のフォーマットに従って作成する。BIR(内国歳入庁、日本の国税が発行するInvoiceの番号に合わせる)"Proforma(見積もりの)"とすると、日本側で変更を求められることが懸念される。

2.Packing List (輸出社)税関のフォーマットに従って作成する。コンテナ番号、シール番号を記載する欄があるので、直前まで最終版は出来ないが、記入せずに植物検疫証明や原産地証明書の取得手続きは開始できる。

3.Export Declaration (税関)輸出許可通知証。通関業者がオンラインで入力する。1日で発行される。事前に、Proforma Invoice、Packing List、銀行情報、コンテナ番号、シール番号などが必要。会社設立時に、貿易産業省のコーヒー輸出者認定が必要。

4.Bill of Lading (船荷証券)船会社が出港し入金を確認した後に発行。
  Draft Bill of Ladingは、入金前、コンテナを積み込む直前に発行してもらえる。

5.原産地証明(コーヒー生豆)(貿易産業省本庁、貿易産業省地方事務所)コーヒーの場合のみ。事前に1、2、3、4のコピーを貿易産業省に送るが必要あり。5枚一組。
6. 原産地証明(カカオニブ)(税関)通関業者が取得。1枚。

7.植物検疫証明書(コーヒー)(農業省植物産業局検疫サービス部)検査を事前に申し込む。数量が小さい場合は、持ち込みし、その場で確認。1時間ほどで発行。発行手数料は10~20円/枚程度。日本の港の手続きで原本が必要とされる。


8.植物検疫証明書(カカオニブ)(農業省植物産業局検疫サービス部)50KGのため、アポ無し、持ち込み。申請し1時間で発行。袋に検疫のテープを貼り、割り印のようなサインをする。綺麗な袋を用意した方が良い。

9.製造工程表(コーヒー)(輸出者)製造プロセスのフローチャートを自作する。
10.製造工程表(カカオニブ)(輸出者)製造プロセスのフローチャートを自作する。

以上

8/14 追記
Bill of Lading (船荷証券)のオリジナルは3部発行された。1部しか日本に送らなかったため、残り2部を要求された。

新型コロナのため、宅配便に遅れが生じていた。
DHL:5~10日
FedEX:1~2週間
LBC:5カ月(!)

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