スルタンクダラット州セナターニノイアキノ町のコーヒー農家訪問

 Mr. Rey John Abas Basco (26)はフィリピンを代表する若手ロブスタ農家。

2024年フィリピンコーヒー品評会ロブスタ部門で優勝、近年上位入賞を続けている。

数年前にマニラでにイベントで会った際に彼は「Ota、お互い知り合って長いけど、Sultan Kudarat州には来たことが無いな。コーヒーが買いたければ、Sultan Kudarat州に来い」と私に強気に言い放った。

若者のコーヒーへの情熱のほとばしりが感じられる発言が、ずっと気になっていた。

2025年5月末より初めて日本人インターン（内藤愛美さん）を1カ月受け入れ、彼女の帰国前に経験値を高めてもらうことも兼ねて同州を訪問。

Mr. Rey John Abas Basco

Sultan Kudarat州

ミンダナオ島南西部ソクサージェン地方。フィリピンでは最もコーヒーの生産量が多い。

 Senator Ninoy Aquino町

全国コーヒー品評会ロブスタ部門で入賞する農家を大勢輩出。

360度山々に囲まれ、町の中心部の標高は600m程度で涼しく過ごしやすい。

6/26 Mr. Denz Bert Parcon Deramos (24)の農園訪問

Mr. Denz Bert Parcon Deramos (右から2番目）

6/27 Mr. Rey John Abas Basco君の農園訪問

他に、

PCQC 2025 ロブスタ大農家部門1位　Mr.Ediliberto B. Deramos

Mr.Ediliberto B. Deramos 右から2番目、Denz君（右端）の父親。Brgy. Kuden, Senator Ninoy Aquino町にて

PCQC2025 9位 Desiree Grace Arzagon 

Des Cafeにて。Ms. Desiree Grace Arzagon(2番目)

PCQC 2025 6位　Mr. Joey T. Maravillas(42)

フィリピン国コーヒー品評会(PCQC) 2025
6位のロブスタを5KG購入

Mr. Jenard  Ambayらとも交流。

Mr. Junerd Ambay(中央）彼の農園はデモファームになっており、様々な技術が見学できる。新鮮パッションフルーツ・ジュースは美味。

 Mr. Rey John Basco君、「セナターニノイアキノまで来た人に農園は遠いけれど見に行くかと尋ねると『遠いなら、また次回』と言いい来た人はこれまでいなかった。実際に来た人は（フィリピン人外国人を含めて）初めてだ」とコメント。

胸のつかえが取れた。