マニラコーヒーフェスティバル2024
2024年3月15~17日にメトロマニラ首都圏パサイ市、マリオットホテルのMBGxコンベンションホールにてマニラコーヒーフェスティバルが開催された。主催はリッチ・ワタナベ氏。(主催は、Philippines Coffee Heritage Project、リッチワタナベ氏)。
ブースは124(太田確認、同じ団体で複数のスペースを使っている場合は1団体とカウント)。具体的にはブース107、コーヒービレッジ16、カカオ13、サイドウィーク6、特別パビリオン1、計124が出展。
農家/少数民族は、北は南イロコス州、南はスルー州やスルタンクダラット州から招聘。全員で、48~60名が招聘されたとのこと。
シングルオリジンバーで豆を提供し、3日間、無制限に飲める。全国の優良生産者が主催者から航空券と宿泊が提供される、その代わりに農家は焙煎豆キロをイベントの供与する。
アラビカ種、ファインロブスタ種など、昨年よりも品質が向上していた。
私はマカティ市に店舗のある珈琲問屋(Coffee Tonya、)さんと参加。ブース代はコネで無料。電気代約4000ペソをイベント受託会社に支払った。
無料の代わりに以下の農家を選出し、シングルオリジンバーで提供のバリスタとして初日、2日目と店長の鈴木さんがコーヒーを列をつくる参加者に淹れ続けた。農家も自分のコーヒーが提供されるのをお手伝い。
・南ダバオ州バンサラン町のBACOFA農協の農家John Lawrence Dela Cerna
・MILFACOのMs. Joannah P. Dumaquita
ミンダナオ島南部のBlaan族やルソン島ヌエバビスカヤ州のブッカロ族もダンスを披露。
フィリピン人の他、純粋にコーヒー好きの日本人もイベントを訪問。
オーガナイザーによれば、「去年より多くのブースが参加。去年参加した団体はブースを増設した」とのこと。全体で、1万2千人を超える参加者があり、若い人の熱気を感じた。
参加したJohn Lawrence Dela Cerna君のコメント
「嬉しい。いろんなことを学んだ。自信が付いた。最初は自分のコーヒーが美味しいのか自信が無かった。美味しいと言ってもらえて、自信になった。また参加したい。」
今回、彼はこのようなイベントに参加するのは初めてで、すべての経験が新しく、また接客することも学んだ。
最初:一言も話さない。
途中:コーヒーを渡す。
後半:「母が売れました。」
正確には、”母のコーヒーが売れました”。
そして、自分のコーヒー売れて、サインを求められたり、スルタンクダラットの農家と交流したりと、良い経験になった。
Ms. Joannah P. Dumaquitaはイベントにはよく招聘される有名な農家。「ブースを見て回るより、Coffee Tonyaで接客している方が充実感があった」と、珍しく彼女からメッセージが来ていた。
彼女は人当たりが良く、3日目の午後1時から8時まで接客。自分のコーヒーのみならず他のコーヒーやCoffee Tonyaの名刺も積極的に渡すなど、営業のセンスを感じた。彼女はこの経験を基に自分の長所を知ることになり、ブキドノン州に自分のカフェをオープンさせるという意思をより固めたことだろう。
ビスカヤ、ブッカロ族ダンスを披露。
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