PCQC2023 結果発表

 6月2~4日にPhilippines Coffee Expoがメトロマニラ首都圏パサイ市World Trade Centerで開催された。その最終日(6/4)に、フィリピン国コーヒー品評会(Philippines Coffee Quality Competition)2023の結果発表が行われた。

今年の出品数
アラビカ種 
ロブスタ種
エクセルサ種
合計

鑑定士
International Judge 2023 
Mr. KRUDE CHE-HAO LIN
Ms. NATCHAPAT
Mr. SAM CHOI
Mr. PAUL KIM 

フィリピン国若干名
Ms. ANJ FERREIA TAN
Ms. Emeline Sperioridad-Sabado 
Ms. Masako Okada
Ms. Marietta D. Claver
Ms. Jennifer A. Rimando
Mr. Arnel Cadelina


方法
出品ロットにコーディングを行い、Green Gradeing、Cuppingともにブラインドで実施。

結果
アラビカカテゴリ


ロブスタカテゴリ


寸評:アラビカ
BACOFA農協は、2位、5位、8位、10位、11位と5名がTop12に入賞。
MILFACOは、4位、9位と2ロット入賞。
優勝はガルセスファーム(ブキドノン州)。MILFACOのスイートコーヒー(Sweet Coffee)を栽培して、単位一品種での優勝。風味は、MILFACOのナチュラルと同じ。

ムスリム地域から7位に入賞。信じ難く、疑いを持って試飲したが、明るい酸味に、クリアーでバランス良く美味。フィニッシュには柑橘系の酸味も感じられ、7位より上でも良いくらい。

マリビックさんが入賞しなかったのが意外。
収穫後処理には問題無い。施肥をしていないなど、土壌栄養による影響と考えられる。
しかし、負けても明るいマリビックであった。

何点かは、SCAJ2023 フィリピン大使館ブースで試飲が可能。

寸評:ロブスタ
南イロコス州から10人入賞。質量ともにミンダナオ島を含む他地域を圧倒。
ミンダナオからは2名。John Rey Basco君のファインロブスタは、フィリピン大使館ブースで試飲可能。












































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