天皇誕生日祝賀会開催がダバオ市で開催

パンデミック後初 ミンダナオ島内から来賓多数

28日(水)、天皇誕生日祝賀会が在ダバオ総領事館の主催でダバオ市SMXコンベンションセンターで開催されミンダナオ島の各地から来賓がお祝いに集まった。ゲストは中国、インドネシア、イスラエルなど領事、州や市町等の地方自治体の首長や議員、各省庁政府、警察、軍、沿岸警備隊、少数民族事務所、教育機関、商工会(ダバオ市商工会議所、フィリピンヨーロッパ商工会議所、ミンダナオ日本人商工会議所)、日系企業、日系人会、日本人会、在留邦人などで約260名が参加した。

過去に何度か参加していますが、最大規模です。

石川総領事スピーチ

両国歌斉唱に続き、開会挨拶において石川総領事はパンデミック以後に初めて開催するイベントについて特別な思いを語った。また、日本政府がミンダナオ島を比国全体の平和・発展ため重要視し30年以上にわたり和平プロセスに関与してきたこと、ダバオのバイパス道路の建設(JICAが支援し日本企業の高度な技術を活用する比国初の長距離山岳トンネル区間を含む)、草の根・人間の安全保障プロジェクトのための無償資金協力の成果、大阪府泉南市(山本勇馬市長)とダバオ市(セバスチャン・ドゥテルテ市長)との姉妹都市提携、ダバオ市への日本人移住120周年に関連したイベント開催すること等、歴史を重んじ未来を創造する内容を語った。



ダバオ市長メッセージ
ダバオ市長は「平成の治世は比国民特に日本と歴史的に深い繋がりがあるダバオ市に良い影響がもたらされた。現在の兄弟のような関係が将来の繁栄をもたらすことを希望している」とメッセージを寄せた。代読したジーザスメルコー・キタイン副市長も「私にとってもも忘れられない日」と敬意を表した。乾杯の音頭はヴィラ・レナトペドロ外務省事務次官補がとった。

左からキタインダバオ副市長、ヴィラ外務省事務次官補、石川総領事


欧州商工会会議所代表アントニオ・ペラルタ氏67)は「エンペラーの誕生日を祝いたい。本セレモニーは日本国とダバオ及びミンダナオ全体の親密な関係のショーケース。ビジネス界のみならず、他のセクターにおいても親密な関係にあることが総領事館を通じて示された。日本人コミュニティーの存在は、ダバオのみならずミンダナオ全体の発展にとって重要。特に技術協力やコロナ禍の経済の回復において日本は重要なパートナー。関係を強化し深めてゆきたい」と語った。

猪俣典弘氏53、フィリピン日系人リーガルサポートセンター代表)は「地方自治体の重鎮と意見交換が出来た。彼らは日系人の課題を知っており国籍回復へ向けて勇気付けられた。改めてダバオの日本人社会の歴史の厚み、日比の絆を感じた」とコメントした。

ダバオ日本人会の佐藤金雄会長75)は「ダバオに日本人が移住し120年を迎える。ダバオ日本人会も3年前に100周年記念行事を行った。先人が過酷な環境においてアバカからロープを生産し子供の教育のための必要な組織が日本人会の始まり。時代が変わり今後どのように日本人会を運営していくかが課題」とコメントした。

東ダバオ州サンイシドロ町で孤児院ハウスオブジョイを運営する澤村信哉氏47)は「コロナの影響で長らくダバオに行っていなかった。多くの新しい方、久しぶりの方と交流することが出来た。非常に良いコミュニティーだと思う」と述べた。

日本製品の広報を目的とし、総領事職員が日本酒とドライマンゴー及び焼酎とカランシーのカクテルを考案して提供し、これが好評で人だかりが出来ていた。

スナックです。


美味しかった!
































完全にスナックです。








お疲れ様でした。


終始、和やかで成功裏に終わりました。


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