総領事のBACOFA Coop視察

 

2022年8月18日(木)、在ダバオ総領事館の石川義久総領事と三橋里衣副領事のBACOFA Coop及びBATAFAMA視察をガイドしました。

まず、少数民族の代表を表敬。Bansalan町のBAGOBO-TAGABAWA族の代表 Bae Berna Malangさん。町の議員格。コーヒー生産地は少数民族の先祖伝来の土地の敷地内にあるので、挨拶は欠かせないわけです。

日曜日も、揉め事が彼女のところに持ち込まれ調停したりしよく仕事をされています。なお、基本的に彼女のレベルで調停され、どうしても解決しない場合は、BAGOBO-TAGABAWA族の全体の長のところに持ち込まれます。そこでは必ず解決し、当事者の約束も履行されるとのこと。少数民族に権威がある証左です。


組合長のRogerio GonzalesとマネージャーのMs. Cherry Cabandayが説明。

小雨が降り、泥濘んで靴に泥がついて重くなりました。

Ms. Marivic Dubriaの説明を受ける。
Ms. Marivic Dubria
1)農家としてスペシャルティーコーヒー作りに取り組み、優勝を含め上位入賞し仲間に影響を与え、
2)BACOFAの組合長として組織を率い、さらに
3)自分の業務・権力を手放し、他の役員を育てるというメンターの役割も担った。
1人で3役を果たし、BACOFA Coopをスペシャルティーコーヒー生産で有名にした功労者です。


ハンドドリップとフレンチプレスの2種でコーヒーを淹れてくれました。


マリビックさんのスマホで撮影

マリビックさんのスマホで撮影。
ダバオからコーヒーについて勉強に来ている人も。


マネージャーのMs. Cherryの農園



マリビックの畑より色付きが早い



BACOFA Coop役員 Ms. Merita Endrinaの家で撮影。
コーヒーで成功した農家の1人。



霧が濃い日でしたが、帰りは降られずにすみました。

Ms. Amelita Judillaの畑、家、設備も視察。
奥がアメリータさん。

アメリータのカフェ(Akay's Cafe)で記念撮影。

地元NGOのKAPUA UPLIFTMENT FOUNDATION, Incがドイツの財団の支援を受けて、BATAFAMAの組織化、トレーニング、施設の建設、資機材の供与を実施。

標高1,300~1,700mにおいてBACOFA Coop、その下の標高1,000mあたりにBATAFAMAと2団体がBrgy Managaに存在。なお、BATAFAMAは、コーヒー豆のカラーソーターという高度な機材に加え、カカオの収穫後処理の資機材も有する。 


BATAFAMAで記念撮影。

午前7時にダバオを発ち、警察の先導もあり、17時に無事にダバオに帰着。

コメント

人気の投稿