クラウドファンディングに挑戦中です
ミンダナオ島ダバオの太田です。
社会問題と向き合うカテゴリで現在クラウドファンディングに挑戦させて頂いております。
https://camp-fire.jp/projects/view/488552
フィリピン国南部にあるミンダナオ島は、面積は9万4630km²(北海道より広い)、比国(29万9404 km²)の約1/3。東西520km、南北470km、最高標高2,954m(アポ山)。
台風も来ず土地も肥沃で「フィリピンの食料庫」と呼ばれます。一方で、開発は遅れていました。理由は、長年反政府ゲリラが跋扈し、またキリスト教徒とムスリム教徒が対立し、さらに大統領が同島から出なかったという政治的な理由が挙げられます。
◆ミンダナオ島の長所や(なぜダバオ市で始めたか?)
・フィリピンのコーヒーの約8割がミンダナオ島で生産される
・地理的に近い。新鮮なうちに輸送が出来る。
・台風が来ない。
・火山灰土壌で肥沃。
・フィリピン国最高峰アポ山の生産地が近い。(車で片道2時間半)
・フィリピンのコーヒーの約8割がミンダナオ島で生産される
・地理的に近い。新鮮なうちに輸送が出来る。
・台風が来ない。
・火山灰土壌で肥沃。
・フィリピン国最高峰アポ山の生産地が近い。(車で片道2時間半)
・現地の以前一緒に仕事をした日本人を通じて現地に人脈があった。
・輸出手続きが市内で完結する。渋滞も少ない。
◆なぜ、コーヒーを選んだか?
・生産国でありながら、輸入超過になっている現実を知るにつけ。
(生産量:28,500トン、輸入量225,300トン)
(輸入量のうちインスタントコーヒー原料は、214,200トン。これはロシア、中国を差し置いて世界一。知って愕然としました。*USDA 2017、Foreign Agricultural Service, https://apps.fas.usda.gov/psdonline/circulars/coffee.pdf)
・生鮮野菜と違い乾物なので日本へも輸出出来る。
・環境保全に良い。
・健康に良い。
・バリューチェーンとコミュニティ開発が連動するアプローチを妄想し整理してみたかったからです。開発活動がコミュニティーで完結せず、バリューチェーンのアンカーである消費者と生産者/生産地が隣り合う感覚で”Take part in”責任の一部を担い連携することが出来れば理想と考えました。コーヒーなら可能です。
フィリピン政府高官(貿易産業省ダバオ地方事務所の元副事務所長Engr. Edwin氏)も「生産を支援することまでは出来るが、売れるかどうかは、アンカーの消費者の協力が必要」と認識しています。
実際に、日本の消費者は世界で最も味にうるさく、貴重なフィードバックを頂いております。優しい人、厳しい人、本当にどちらにも感謝。
◆お願い
さて、私どもは現地でコーヒーの品質改善の指導をしつつ輸出し、農協の支援をしております。お陰様でBACOFAの農協はフィリピン国の品評会で上位入賞する優良農協となり、自立発展的にテイクオフした段階です。しかしながら、資機材は大変に貧弱です。南米やアフリカのコーヒー先進国に比べれば赤ちゃんのようなレベルです。
一緒に支援を見届けたいという方にご支援頂ければ幸いです。
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