クラウドファンディングに挑戦中 NEWSCAST掲載記事

 NEWSCASTに掲載されました。

現在、クラウドファンディングに挑戦中です。募集終了まで残り4日(9/25現在)となりました。ご支援宜しくお願い申し上げます。

https://newscast.jp/news/1069259


いくつか質問を頂いております。

1.日本の会社組織ですか? 輸出入業としてフィリピン国において登録しております。役員は日本人です。(注1)

2.理念や動機は? 途上国の貧困をなんとかしたいという想いからです。農民がただ単に農作物を作るというマインド→市場ニーズを反映し対応するというマインドへと変化(能力の育成)を促しております。

スラムダンクに「日本一の選手ってどんな選手だと思う・・・きっとチームを日本一に導く選手だと思うんだよな」というセリフがあります。

「美味しいコーヒーってどんなコーヒーだと思う・・・生産を支える良い地域社会があるコーヒー」と考えています。農民とその関係者(行政や民間の方)の連携を大切にします。

3. なぜコーヒーなのですか? 生産国なのに輸入の方が8倍も多いという事実にショックを受けて、調べたり、飲んだりしていたら沼にハマりました。コーヒーにはワインのような奥の深さもあります。(注2)

4.なぜミンダナオ島なのですか? 肥沃な土壌でフィリピンの食料庫と呼ばれます。台風が来ない(注3)。日本に近いなど有利な点を考慮しました。私ども役員が同島に縁があり人脈がありました。例えばルソン島マニラ市では、渋滞が酷く各種手続きも重労働になりますが、その点、ダバオ市はその点で環境が良く効率的に移動することが出来ます。

5.提携しているのはBACOFA農協、それともマリビックさん(注4)? BACOFA農協と提携しています。組織を盛り上げるためです。コーヒーは、マリビック(Ms. Marivic Dubria、2019年フィリピンコーヒー品質コンテスト優勝)の畑から選ぶように頼んでいます。

6.コーヒーの風味は? ①甘味、②明るい酸味、③ワインのような果実の発酵感、この3つが特長です。理由は、ナチュラルプロセスという収穫した果実を天日干しする方法が採用され、3週間~1ヶ月ほどもかけてゆっくり乾燥させるうちに、発酵がすすみ複雑な風味になるためです。

6.日本においてフィリピンのコーヒーを広めるには? アイデアと協力者を私達こそ望んでおります。フィリピン人の農家や政府関係者、関係者皆が欲しております。

フィリピンは、数少ない日本の隣国の友邦です。移民も増え、彼らに誇りに思ってもらえるコーヒーなど産物を増やしたいと考えております。

そもそもフィリピンは、コーヒーやチョコレート、パームオイルなど生産できる産物を輸入し、外貨は出稼ぎで稼ぐという皮肉な状況に陥っています。産業を通じて能力の育成と雇用を現地に促進し、日本との交流も増やし、ともに楽しみながら歩んで行きたいと考えております。どうぞ宜しくお願い申し上げます。


注1:CCC社は主に翻訳、通訳、漫画翻訳、カスタマーサポート、Pistacia, IncがIT、起業支援、ダバオ情報サイト運営を行い現地で雇用を作っています。

注2:太田は、2009年に1年間現地NGOでレタスの生産販売を行った経験がある。ナマモノは避けたかった。

注3:直近数年の間に、台風被害にミンダナオ島は遭いました。年間を通じて変化の少ない熱帯地方ながら、やや気候変動を感じました。

注4:Ms. Marivic C. Dubriaさんは現在BACOFA Coopの組合長です。多くの記事に彼女が取り上げられています。フィリピンで一番、有名なコーヒー農家になりました。明るい、素晴らしい人柄です。明るいフィリピン人をして「マリビックを見ると自分も明るくなる」と言わしめたほどです。

私も大臣を含めいろんなフィリピン人に会って来ましたが、2016年、アポ山でのマリビックの第一印象は、「この人はとても優れた人なんじゃないだろうか」というものでした。意味は2つあって、1)純粋に人柄が良いということと、2)包容力、清濁併せのむ器量があることを感じました。その印象は、現在まで変わらず続いています。類まれなリーダーシップを発揮しています。相当な努力もしていますが、明るい性格のため、日本人の努力と少し印象が違ってきます。フィリピンのコーヒーのキーパーソンの1人です。










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