原産地証明書の発行について(3)

貿易産業省ダバオ地方事務所 入口
貿易産業省ダバオ地方事務所 入口
7/27 (月)
(2)からの続き

1.PDFで通関は出来る
朝一(9時15分頃)、東京都江東区のスーパーセイノー(通関業者)さんへ電話をかける。
太田:「新型コロナの影響で原産地証明の発行が遅れておりまして」
担当者Iさん:「はい」
太田:「PDFでも通関出来ますでしょうか」
担当者Iさん:「出来ますよ。通関後に、輸入者様に届いている必要はあります。確認を求められる場合がありますので」
太田:「助かります。」

太田:「もう1点お伺いいたします。他の書類もPDFで通関出来ますか?もちろん原本は日本に送る予定ですが」
担当者Iさん:「通関は出来ます」

というわけで、非常に便利な時代になった。


2.貿易産業省 PDF対応
携帯に「電話をしても良いですか、マリエ・アン・ダラト」というメッセージが入っていた。
こちらから電話をかける。
太田:「おはようございます」
マリエさん:「おはよう」

太田:「PDFで通関出来るって」
マリエさん:「そうなの。私たちもマニラから、書類を電子データで送らせる。それにサインするから、それを持って税関に行ってサインをもらうことにしましょう」
太田:「OK」

所定のフォーマットに一切拘らない貿易産業省の対応。
これが恐らく最短。
税関にも書式には拘らることなくサインしてあげてという柔軟な対応を求めるものである。

月曜日にマニラの職員をわざわざ出勤させるのか、それとも週一勤務の現在定例通り水曜日にPDFで送らせるのか、までは確認しなかったが、通関には間に合うであろう。

「フィリピン人は有能だ」という言うことをいう日本人は多い。一般化し過ぎで、私はあまり使ったことがないフレーズです。日本人に比べて物怖じしないので「本番に強い」、「人前でのプレゼンは上手い」ということは一般には言えます。

役所に関しては徐々に効果的効率的になってきている印象があります。(続く)



































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