コーヒー生豆の選別 BACOFA Coop マリビックさん

約1年前の思い出。2019年2月、フィリピン国コーヒー品質コンテスト(Philippines Coffee Quality Competition 2019)に出品するための生豆を準備している様子。

マリビックは農作業、農協の業務、見学者対応など日中は忙しい。
この頃は朝晩、生豆を選別していた。

私は泊めさせてもらっていて、生豆をふるう音で目が覚め、生豆をふるう音を聞きながら眠りについた。これほど真剣に物事に対峙するフィリピン人を見たことはあまりない。






この選別前の段階の生豆をサンプル焙煎し試飲している。
BACOFA農協の中では群を抜いて、ワイニ―で甘味あり酸味あり特長が際立っていた。
フィリピン国内で6位以内には入ると確信した。

もう1つ少数民族の団体も良いコーヒーを作っていて、そちらも試飲していた。
美味しい。そこは小さい粒のティピカやブルボンが多く、品種の素性からくる風味の良さには敵わないのではと予想を立てていた。














結果、僅差でマリビックが優勝した。
目の前の努力が明暗を分けた。
剛腕で優勝をかっさらって行った。
すごいものを見た。おめでとう。

2位になったタラアンディグ族の団体も4位から2位への躍進。
品評会の開催地マニラから胸を張って帰れて良かった。
今後に期待が持てる。

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