井上尚弥 マニー・パッキャオ Naoya INOUE and Manny Pacquiao
井上尚弥のKOが、マニー・パッキャオのKOを思い起こさせた。
KO by Naoya Inoue reminds me of the KO by Manny Pacquiao against Hatton.
昨日の井上尚弥VSファン・カルロス・パヤノ
すごいノックアウトでした。
1R最初にコンタクトしたワン・ツーだけ。
後ろに足を揃えて倒れる様に、マニー・パッキャオVSリッキー・ハットン(英国)
(2009年5月2日)の2RKOの衝撃を思い出しました。
Inoue vs
https://www.youtube.com/watch?v=5mP-rJi32vk
Manny Pacquiao vs Richard Hatton(7分57秒あたり)
https://www.youtube.com/watch?v=Jmo9MmAV-2Q&t=308s
(マイクがパンチの音を拾っている)
ハットンも名ボクサーでパッキャオ戦までたしか無敗。
好試合が期待された。
ところが、1Rからパッキャオの方が2モーションくらい先の先を行く動き。
同じ世界チャンピオン級で、こんなに違うとはハットン不調なのか?等と考える間もなく2R衝撃的なKOで試合終了。
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マニー・パッキャオのジムにて、於General Santos City |
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パッキャオ vs ハットン |
違いは、井上選手は、ほとんどその2発しかパンチを出していないこと。
まるで精密機械。冷静で、計算していたようです。
一方、マニー・パッキャオは、闘志、パンチ力、タフネス、根性も感じられる。
タイプが違うと言うのか、いや、井上選手がその個性の一部しかまだ発揮していない、底が知れないと言うべきでしょう。
マニー・パッキャオはフィリピンの国民的英雄で、試合の時は交通量が少なくなると言われますが、これはまず事実です。試合の日に、車で移動中に「今日は車が少ないな」と感じたことが幾度かあります。
渋滞の減少は喜ばしい事でしたが、試合を見れず悔やむ気持ちの方が強くあまり嬉しくはない。家族、親類とTVの前に座り皆で試合を見る。結果、渋滞が減る。これがフィリピンのパッキャオの試合の日の外の風景でした。
さて、昨年11月に、ジェネラルサントス市で開催された「ソクサージェン地方コーヒー会議」に参加した際にマニー・パッキャオの自宅及びジムを訪問してきました。
私: 「外からで良いからパッキャオの家を見てみたい」
バイク運転手:「塀の中も見たいでしょ?」
私: 「見れるの?」
バイク運転手:「見れるよ」
ジェネラルサントス市にパッキャオの家は複数ある。
本人がどこにいるかはわからないらしい。
大邸宅に到着。
バイク運転手:「ガードマンに頼んでみる。」
バイク運転手とガードマンは、別に知り合いではないようだ。
2人で話をしている。
ガードマン: 「申し訳ない。今、お客さんが訪問中で・・・」
私: (ダメか~)
ガードマン: 「20分後だったら、OKです」
サンドイッチマンのようなオチのようでしたが。
フィリピン人は優しい。そして緩い。
というわけで、20分後に親切に入れてもらって撮った写真が下。
というわけで、20分後に親切に入れてもらって撮った写真が下。
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パッキャオの自宅の1つ ガードマンと案内してくれたバイクのドライバー |
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パッキャオのジム。 2階にスタジオと美容クリニック。 3階がウェイトトレーニングジムとリング。 試合前1か月くらいは、一般客を入れなかったらしい。 |
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受付 |
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パッキャオのジムにて |
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マシーンなど |
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トレーナーが相手をしてくれる |
ジムについてはまた別の機会にお伝えしたい。
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